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シャネル マトラッセ買取相場を素材×サイズ×年式で徹底比較【2026年】

シャネル マトラッセの買取相場は、素材・サイズ・年式の組み合わせで約15万〜120万円。2026年現在、シャネルの度重なる定価改定(マトラッセ25cmは約177万円)やインバウンド需要の急増を受け、中古マトラッセの買取相場は過去最高水準で推移しています。

リユース経済新聞の調査によると、2024年のブランド品リユース市場は前年比15.7%増の4,230億円に拡大しました(※1)。

シャネルをはじめとするハイブランドのバッグは、この成長市場のなかでも特に取引が活発なカテゴリーです。

この記事では、素材×サイズ×年式の3軸クロス相場表で「自分のマトラッセがいくらで売れるか」を即座に確認できるようにしたうえで、鑑定士視点の査定ポイント、高く売るコツ、そして損するケースの注意喚起までまとめています。

素材サイズ25cm(ICチップ搭載・2021年〜)サイズ25cm(シール期・2006〜2020年)
キャビアスキン約70万〜120万円
ラムスキン約50万〜90万円約30万〜55万円

※買取価格は市場動向・商品の状態・付属品の有無等により変動します。最新の査定額は無料査定をご利用ください。

目次

シャネル マトラッセとは|買取前に知っておきたい基礎知識

シャネルのバッグラインで最も取引数が多く、中古市場での流通量もトップクラス——それがマトラッセです。

「売ろうかな」と思い立っても、そもそも自分のバッグの素材やサイズを正確に把握していない方は少なくないでしょう。

査定額はこの「素材」と「サイズ」で大きく変わるため、まずは基本をおさえておくのが得策です。

マトラッセの特徴と代表的なモデル

マトラッセ(Matelassé)は、フランス語で「詰め物をした・キルティング加工の」という意味。ダイヤモンドキルティングが一目で分かる最大の特徴です。

📝 マトラッセの主要パーツ

  • ダイヤモンドキルティング:ひし形の格子状ステッチ。マトラッセのアイコン
  • ターンロック(CCロック):フラップ(蓋)を留めるCCマーク金具。ゴールドとシルバーの2色展開
  • チェーンストラップ:革が編み込まれたチェーン。肩掛け・斜めがけ両対応
  • ダブルフラップ:蓋の裏にもう1枚フラップ(内蓋)がある構造で、現行品の標準仕様。内蓋がない旧タイプは「シングルフラップ」と呼ばれ、ヴィンテージ品に多い

代表モデルは「クラシックフラップ」と通称されるダブルフラップのチェーンショルダーバッグ。

買取市場でも最も活発に取引されているモデルです。

素材の種類と査定への影響(キャビアスキン・ラムスキン・その他)

同じサイズ・同じ年式でも、素材が違うだけで15万〜30万円の査定差がつくことは珍しくありません(※11)。

素材名特徴耐久性買取相場への影響
キャビアスキン表面に細かい粒状の型押しが施された牛革。傷がつきにくく耐久性が高い★★★★★最も高値。状態が維持しやすく需要が安定
ラムスキン子羊の革。なめらかな手触りが特徴だが、キャビアスキンより傷がつきやすい★★★☆☆キャビアより15〜30万円低め。状態が良ければ高額も
パテントレザーエナメル加工された光沢のある革★★★★☆カラーと状態次第で変動幅が大きい
ツイード・デニム等シーズン限定素材★★★☆☆希少性があれば高額。ただし需要は限定的

キャビアスキンは中古でも状態を保ちやすく、「次の買い手が見つかりやすい=買取店にとっても仕入れやすい」素材。

全素材の中で最も評価が高いのはそのためです。

キャビアスキンは牛革、ラムスキンは羊革がベースです。

サイズ展開と人気ランキング(20・23・25・30・33cm)

サイズによって用途もターゲット層も別物。当然、買取相場にも差が出ます。

サイズ寸法目安(横幅)用途買取人気度
ミニ(17〜20cm)約17〜20cmパーティー・ちょっとしたお出かけ★★★★★(定価超えも)
スモール(23cm)約23cm普段使い(コンパクト派)★★★★☆
ミディアム(25cm)約25cmデイリーユース(最も汎用性が高い)★★★★★(最高値帯)
ラージ(30cm)約30cm通勤・荷物が多い方★★★☆☆
マキシ(33cm)約33cm旅行・ビジネス★★☆☆☆

安定して最も高値がつくのはミディアム(25cm)

日常使いしやすいサイズ感で中古市場の回転が速く、買取店が積極的に仕入れたいサイズです。

一方、ミニマトラッセ(17〜20cm)はコンパクトバッグブームの追い風を受け、中古でも定価を上回る取引が発生するなど注目度が急上昇中。

マトラッセの買取額は「素材>サイズ>状態」の順に影響が大きく、キャビアスキン×25cmが最も安定した高値帯。

なぜ今マトラッセの買取相場は過去最高水準なのか?

マトラッセ25cm・キャビアスキンの買取相場は70万〜120万円——過去10年で最も高い水準です。

「今が売り時」というフレーズを耳にしたことがある方も多いでしょう。

ただ、なぜ高いのかの理由を知らなければ、このタイミングで売るべきかどうか判断できません。

背景には3つの構造的な要因があります。

理由①|シャネルの定価が30年で約10倍に上昇

マトラッセ ミディアム(25cm)の定価は、1990年代には約15万円でした。

2025年8月時点では約177万円。30年間で約10倍以上の値上がりです(※8)。

時期定価(税込目安)前期間比
1990年代約15万円
2015年頃約40〜50万円約3倍
2021年約90万円台約2倍
2023年約130〜150万円約1.5倍
2024年約160万円台+約10〜30万円
2025年8月約177万円+約10万円超

出典:ギャラリーレア(※8)、なんぼや値上げ一覧(※7)、ESTIME定価推移(※9)のデータを基に作成

2021年以降は毎年3〜4回のペースで値上げが続いています(※7)。

新品の購入ハードルが年々上がるなか、「新品に手が届かない」層が中古市場に流入し続けている。

これがマトラッセの買取相場を押し上げる最大のエンジンです。

1990年代に15万円で買えたマトラッセが、今では177万円……。この定価上昇こそが、中古品の価値を引き上げている最大の要因です。

理由②|インバウンド需要と円安がブランド品相場を押し上げ

観光庁の発表によると、2024年の訪日外国人旅行消費額は8兆1,395億円(前年比+53.4%)で過去最高(※2)。

このうち買物代の構成比は29.5%——金額にして約2.4兆円が「日本での買い物」に使われた計算です。

📝 買取相場上昇の因果構造フロー

シャネル定価上昇 → 新品が高額で手が届かない層が増加

  ↓

中古品への需要が拡大 → 買取相場上昇

  ↑

円安で日本の中古品が割安 → 訪日外国人がブランド中古品を購入

  ↑

インバウンド消費8.1兆円(2024年・過去最高)

日本経済新聞も2022年10月に「海外ブランド品の一部の買取価格が9カ月で20〜40%上昇」と報じています(※4)。

円安が続く限り、海外の買い手にとって日本の中古ブランド品は「自国で買うより格段に安い」状態。

この需給バランスがマトラッセの買取相場を構造的に支えています。

ただし注意点もあります。為替やインバウンド動向は外部要因のため、今の高値が永続する保証はありません。

理由③|リユース市場3.2兆円時代の追い風

2024年の国内リユース市場規模は3兆2,628億円。2009年以降、15年連続の拡大です(※1)。

矢野経済研究所の調査でもファッションリユース市場は2023年に1兆1,500億円(前年比113.9%)(※5)。

成長トレンドは鮮明です。

この追い風を最も受けているのがブランド品買取業界でしょう。

業界最大手コメ兵ホールディングスは2025年3月期の売上高1,589億円(前期比33.1%増)で過去最高を更新しました(※6)。

参入する買取業者が増え、業者間の競争が激しくなっている——つまり売り手にとっては査定額が上がりやすい好環境です。

リユース市場が右肩上がりということは、マトラッセを「欲しい」と思う買い手も増え続けているということ。売り手にとって有利な構造はしばらく続きそうです。

「定価上昇→中古需要増→インバウンド後押し→リユース市場拡大」。この4段構造が、マトラッセの買取相場を過去最高水準に押し上げている正体。

【条件別】シャネル マトラッセ買取相場一覧表|素材×サイズ×年式で徹底比較

マトラッセ25cm・キャビアスキン・2022年製なら約70万〜110万円。

ラムスキン・2010年製なら約30万〜55万円。

条件が変われば査定額はここまで違います。

以下の素材×サイズ×年式の3軸相場表で、ご自身のマトラッセの目安レンジを確認してください。

キャビアスキンの買取相場(サイズ別・年式別)

耐久性が高く中古でも状態を維持しやすいキャビアスキンは、全素材のなかで最も安定した高値がつきます。

サイズICチップ搭載(2021年〜)シール期(2006〜2020年)ヴィンテージ(2005年以前)
ミニ(17〜20cm)50万〜90万円35万〜60万円20万〜40万円
スモール(23cm)55万〜95万円35万〜65万円20万〜45万円
ミディアム(25cm)70万〜120万円40万〜70万円25万〜50万円
ラージ(30cm)55万〜90万円30万〜55万円18万〜35万円
マキシ(33cm)45万〜75万円25万〜50万円15万〜30万円

ICチップ搭載モデル(2021年以降製造)は、シリアルナンバー(製造番号)がICチップに内蔵されておりデジタルで読み取れるため、真贋判定の信頼性が高く最も高値で取引されます。

ミディアム(25cm)のICチップ搭載・黒・キャビアスキンであれば、状態次第で100万円を超える査定も珍しくありません。

ラムスキンの買取相場(サイズ別・年式別)

キャビアスキンより柔らかく高級感のある手触りが魅力。

その反面、傷や色移りが生じやすく、中古の状態差が査定額にダイレクトに反映される素材です。

サイズICチップ搭載(2021年〜)シール期(2006〜2020年)ヴィンテージ(2005年以前)
ミニ(17〜20cm)40万〜70万円25万〜45万円15万〜30万円
スモール(23cm)40万〜75万円25万〜50万円15万〜35万円
ミディアム(25cm)50万〜90万円30万〜55万円18万〜40万円
ラージ(30cm)40万〜70万円22万〜42万円12万〜28万円
マキシ(33cm)35万〜60万円18万〜38万円10万〜25万円

使用頻度が低く角スレや色移りがほとんどない個体なら、キャビアスキンに迫る査定額が出ることもあります。

反対に、日常的に使い込んだ個体は表の下限付近まで下がりがちです。

キャビアスキン以上に「状態の良し悪し」がシビアに効いてくる——ラムスキンの査定はそう考えてください。

ラムスキンの内張りにベタつきが出ている場合は要注意です。

その他素材・ミニマトラッセの買取相場

キャビアスキン・ラムスキン以外の限定素材やミニサイズにも独自の相場があります。

素材・モデル買取相場レンジ(状態良好の場合)
パテントレザー約25万〜65万円
ツイード素材約20万〜55万円
デニム素材約15万〜40万円
ミニマトラッセ(17cm・キャビア)約50万〜90万円(定価超えの場合あり)
ヴィンテージ(1990年代・シングルフラップ)約20万〜60万円

ミニマトラッセ(17cm前後)はコンパクトバッグブームで需要が急増し、中古市場で定価を上回る「プレミア取引」が発生している注目株です。

相場表の見方と注意点

上記の相場表は2025年7月時点の参考値です。実際の査定額は以下の要素で上下します。

  • カラー:ブラックが最も安定した高値。ベージュ・ホワイト系は人気があるものの、汚れの有無で査定額の振れ幅が大きい
  • 金具の色:ゴールド金具がやや高め。シルバーは需要が安定
  • 商品の状態:傷・角スレ・内張りの状態が最大の変動要因
  • 付属品の有無:ギャランティカード(保証書)・箱・保存袋の有無で5〜15%変動

正確な金額を知りたい場合は、無料査定で最新の見積もりを取るのが確実です。

素材×サイズ×年式で大まかな相場帯を把握し、そこに状態・カラー・付属品の補正をかける——この考え方が実用的。

鑑定士が見ている査定ポイント5選|シャネル マトラッセの買取価格はここで決まる

同じ「マトラッセ25cm・キャビアスキン・ICチップ搭載」でも、査定額が60万円の個体と110万円の個体があります。

この差はどこから生まれるのか?

鑑定士が実際にチェックしている5つの観点を、影響度の大きい順に並べました。

①素材と状態(傷・色移り・角スレの影響度)

鑑定士がまず手に取って確認するのは、表面の傷・角スレ・色移り・金具の状態です。

状態ランク状態の目安査定への影響
S(未使用・極美品)使用感なし。タグ付き・保管のみ相場上限〜定価に迫る場合も
A(美品)数回使用。目立つ傷なし相場上限付近
B(良品)日常使用の小傷・軽い角スレあり相場中央値
C(使用感あり)目立つ傷・色移り・金具の変色あり相場下限〜中央値の下
D(難あり)破損・大きなシミ・内張りベタつき等相場下限以下。買取不可の場合も

鑑定士の立場から率直に言うと、SランクとCランクでは同じモデルでも査定額が2倍以上開くことがあります。

ただし、日常使いでBランク前後なら十分に高額査定の対象。「使ったから安い」と諦めるのは早いです。

革表面に小さなひび割れがある場合も、程度によっては問題なく買取可能です。

②サイズと年式(25cmが最高値の理由/シリアルナンバーの種類)

25cm(ミディアム)は中古市場で回転率が最も高く、鑑定士にとっても「仕入れたい」サイズ。

30cm以上の大型サイズは需要が限られ、25cmと比べて10〜20%程度査定が下がります。

年式の判別に使われるのがシリアルナンバー。製造時期によって3タイプに分かれます。

シリアルナンバー3タイプの比較

ICチップ型(2021年〜現在):バッグ内部にICチップ内蔵。最新型で査定は最も高評価

シール型(2006〜2020年頃):バッグ内部にシリアルナンバー印字シール。剥がれ・劣化は減額要因

プレート型(2005年以前):金属プレートに刻印。ヴィンテージ品に多い。状態次第で希少価値プラスも

ICチップ型が最も評価されるのは、偽物との判別が容易で「本物である」証明がしやすいためです。

③付属品の有無(箱・保存袋・ギャランティカード)

付属品有りの場合無しの場合
ギャランティカード(保証書)査定にプラス(特にシール期以前で有効)減額5〜10%程度。ただし買取自体は可能
若干プラス影響は軽微
保存袋若干プラス影響は軽微
全付属品フルセット合計で10〜15%のプラス査定が見込める

付属品が揃っていると「購入時の状態に近い」と判断され、次の買い手への販売価格も上がります。

その分が査定額に還元される仕組みです。

④カラー・限定モデルのプレミア

ブラック(黒)は流通量が最も多い一方、需要も圧倒的。安定して高値がつくカラーです。

ベージュやホワイト系は人気ですが、汚れや色移りの状態次第では査定が伸びにくいことも。

限定カラーやシーズン限定モデル(メティエダールコレクション等)は、希少性から定価超えの査定がつくケースがあります。

ただし買い手も限られるため、定番モデルほど「確実に高値になる」わけではありません。

⑤購入時期と市場タイミング

シャネルの値上げ直後は、「値上げ前に買えなかった層」が中古市場に流れ込み、買取相場が一時的に跳ね上がります。

なんぼやの値上げ一覧によれば、2021年〜2024年は毎年3〜4回の値上げが実施されており(※7)、年に数回「売り時」が訪れる構造です。

査定額への影響度は「素材×状態」が最大。次いで「サイズ」「年式」「付属品」「タイミング」の順。

マトラッセを高く売るための実践テクニック

付属品を全て揃えて査定に出した結果、査定額が10〜15%アップした——こうした事例は査定現場で数多くあります。

特別な準備は不要ですが、「知っているかどうか」だけで数万円〜十数万円の差がつくポイントを4つにまとめました。

付属品を揃える+売る前のケアは「乾拭き」だけでOK

ギャランティカード(保証書)・箱・保存袋・購入時のレシート。手元にあるなら必ず一緒に査定へ。

「どこにしまったか分からない」なら、クローゼットの奥や引き出しを改めて確認してみてください。

お手入れは柔らかい布で軽く乾拭きするだけで十分。

市販の革用クリームやクリーナーは素材との相性次第でシミや変色を招くため、使わないほうが無難です。

シャネルのバッグに市販クリームを塗るのはリスクが高い行為です。

シャネル値上げ直後のタイミングを狙う

retro.jpのバイヤー分析によると、シャネルのバッグは現時点まで値下がりした実績がなく「現在の価格が常に最安値」(※10)。

値上げ直後1〜2週間は中古品への需要が一時的に跳ね上がり、買取相場も連動して上昇します。

2025年もすでに3月と5月に価格改定が実施済み。

次回の値上げ情報をウォッチしておくだけで、有利なタイミングをつかみやすくなります。

複数の買取店で相見積もり+まとめ売りで交渉する

1社だけの見積もりで売却を決めるのはもったいない。

最低3社以上から見積もりを取り、査定額だけでなく減額理由まで聞いて比較するのがベストです。

マトラッセ以外にも売りたいブランド品があるなら「まとめ売り」の交渉を。

複数点のほうが買取店側の仕入れ効率が良く、合計査定額に上乗せしてもらえるケースがあります。

売却前チェックリスト(5項目)

STEP
付属品の確認

ギャランティカード・箱・保存袋・レシートの所在を確認

STEP
状態の確認

傷・角スレ・色移り・内張りの状態をスマホで撮影しておく

STEP
シリアルナンバーの確認

ICチップ型か、シール型か、プレート型かを把握

STEP
相場の下調べ

本記事の相場表で目安レンジを確認

STEP
複数見積もり

最低3社に無料査定を依頼して比較

「付属品を揃える」「乾拭きだけ」「値上げ直後を狙う」「3社以上で比較」——この4つだけで査定額は底上げできます。

【要注意】シャネル マトラッセを売って損する3つのケース

「高く売る方法」の裏側には、「こうすると損をする」パターンがあります。

知らずにやってしまうと取り返しがつかないものもあるため、売却前に必ず目を通してください。

セルフリカラー・セルフ修理は「改造品」扱いで減額リスク

「色が褪せたから自分で染め直した」「角スレが気になったので市販の補修剤で直した」——善意の行為であっても、鑑定士から見れば「オリジナルの状態を損なった改造品」です。

セルフリカラーで色味がオリジナルと変わった場合、通常の使用感がある状態よりもさらに査定が下がります。

修理をするなら、シャネル正規のアフターサービスを利用するのが鉄則。

正規修理の履歴があれば「きちんとメンテナンスされた個体」として、むしろ評価が上がることもあります。

シリアルシールの剥がれ・内張りベタつきの減額幅

シール型シリアルナンバー(2006〜2020年頃の製造品)は、経年劣化でシールが剥がれたり文字が読めなくなったりすることがあります。

この状態では査定額が5〜15%程度ダウン

もう一つの落とし穴が、内張り素材のベタつき(加水分解)です。

特にラムスキンの内張りで起きやすく、程度によっては査定額が20〜30%下がることも。

ベタつきは高温多湿の保管環境で進行するため、売却予定のマトラッセは風通しの良い場所で保管してください。

内張りのベタつきの正体は「加水分解」です。

安すぎる査定を出す業者の見分け方

複数社で見積もりを取ったとき、1社だけ極端に低い金額を提示してきたら要注意。

チェック項目✅ 信頼できる店⚠️ 注意が必要な店
古物商許可の明示サイトや店頭に許可番号を明記許可番号の記載がない
AACD加盟加盟企業であることを公表業界団体への加盟情報なし
査定額の根拠説明減額理由を具体的に説明してくれる「この金額です」とだけ提示
キャンセル対応査定後のキャンセル無料・返送無料キャンセル時に手数料が発生
口コミ・実績の公開Googleレビューや買取実績を公開実績情報がほとんどない

買取店は古物営業法(e-Gov法令検索)に基づく古物商許可が必要です。許可番号の有無は信頼性の最低限のチェックポイントとして確認してください。

「今日中に決めてくれたら上乗せします」と急かす業者も危険信号。

冷静に比較させない営業手法は、適正価格より低い査定で買い叩こうとしているサインです。

セルフ修理は逆効果。シリアルシールと内張りは事前に状態確認。業者選びは「減額理由を説明してくれるか」が最大の判断材料。

シャネル マトラッセ買取でよくある質問

Q. ボロボロの状態でも買取してもらえますか?

A: 買取は可能です。

マトラッセは中古市場での需要が高く、使用感が強くても一定の値段がつきます。

ただし、革の大きな破れや異臭がある場合は買取不可になることもあるため、まずは無料査定で確認を。

Q. ギャランティカード(保証書)を紛失しても大丈夫ですか?

A: カードなしでも買取できます。

鑑定士はステッチの縫製・金具の刻印・素材の質感・シリアルナンバーなど複数のポイントで真贋を判定するため、カード単独で真偽が決まるわけではありません。

ただし、カードがあれば査定額は若干プラスになるので、手元にあるなら必ず添えてください。

Q. リペア済み・修理済みのマトラッセは査定に影響しますか?

A: シャネル正規のアフターサービスで修理した場合は好印象になるケースが多い。

「きちんと管理された個体」として評価されます。

一方、正規以外の修理店やセルフリカラー・セルフ修理は減額要因に。修理明細や領収書は必ず保管しておいてください。

Q. 偽物かどうか不安な場合はどうすればいい?

A: AACD(日本流通自主管理協会)加盟の買取店で無料査定を受ければ、真贋鑑定も同時に行ってもらえます。

AACDはブランド品の真贋判定の自主基準を策定する業界団体で、加盟店には専門の鑑定士が在籍。

偽物と判定されても査定料がかからない店舗なら、費用の心配は不要です。

Q. 買取方法(店頭・宅配・出張)はどれがおすすめ?

方法メリットデメリットおすすめの人
店頭買取対面で交渉でき、その場で現金化店舗まで足を運ぶ手間納得いくまで相談したい方
宅配買取自宅から発送するだけで完結対面交渉不可。キャンセル時の返送に時間がかかる場合も近くに店舗がない方・忙しい方
出張買取自宅で査定。まとめ売りに便利日程調整が必要。対応エリア限定の場合あり複数点をまとめて売りたい方

マトラッセのような高額商品は、鑑定士と直接話しながら査定根拠を確認できる店頭買取が最も安心です。

近くに信頼できる店舗がない場合は、キャンセル無料・返送無料の宅配買取を検討してください。

まとめ|マトラッセの売却で後悔しないために

シャネル マトラッセの買取相場は、素材×サイズ×年式の組み合わせで約15万〜120万円。

定価上昇・インバウンド需要・リユース市場拡大の三重の追い風を受け、2025年現在は過去最高水準にあります。

この記事のポイントを振り返ると——

記事のポイントまとめ

キャビアスキン×25cm×ICチップ搭載が最も高額査定を期待できる条件

付属品を揃えるだけで査定額10〜15%アップの可能性

セルフリカラーや自己判断の修理は「改造品」扱いで逆効果

3社以上の相見積もりと、減額理由を説明してくれる業者選びが失敗を防ぐカギ

retro.jpのバイヤー分析によると、シャネルのバッグは現時点まで値下がりした実績がなく「今の定価が常に最安値」(※10)。

今後さらに定価が上がる可能性を踏まえれば、相場が高い今のうちに売却を検討するのは合理的な判断です。

もちろん、相場の永続的な上昇を保証するものではありません。

革素材の正しいケアを知っておくと、売却するにしても手元に残すにしても安心です。

売却前にセルフ補修を考えている方は、リスクを正しく理解したうえで判断してください。

クローゼットに眠っているマトラッセがあるなら、まずは無料査定で「今いくらになるのか」だけでも確認してみてください。

査定を受けたからといって売る必要はありません。

自分のバッグの現在価値を知ること——それが後悔しない判断の出発点です。

参考文献

※1 リユース経済新聞「リユース業界の市場規模推計2025(2024年版)」(2025年)
https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_11719.php

※2 観光庁「訪日外国人消費動向調査 2024年暦年(速報)」(2025年1月)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_00024.html

※3 環境省「令和6年度 リユース市場規模調査 報告書」(2025年)
https://www.env.go.jp/content/000321556.pdf

※4 日本経済新聞「ブランド中古品の売買が活況 背景に円安、定価超えも」(2022年10月)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB248EA0U2A021C2000000/

※5 矢野経済研究所「ファッションリユース市場に関する調査(2024年)」(2024年8月)
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP675952_R00C24A8000000/

※6 コメ兵ホールディングス「2025年3月期 決算補足説明資料」(2025年5月)
https://komehyohds.com/ir/upload_file/m005-m005_01/hosokusetsumeishiryou202403.pdf

※7 なんぼや「シャネル値上げ一覧まとめ」(2025年更新)
https://nanboya.com/post-brand/chanel-summary2023-pricerevision/

※8 ギャラリーレア「シャネル マトラッセ 30年前の定価と現在の価格比較」(2025年)
https://www.g-rare.com/column/chanel-matelasse-30years-regularprice/

※9 ESTIME「シャネル値上げ最新情報」(2025年更新)
https://estime.co.jp/column/chanel-price-increase/

※10 retro.jp「シャネル値上げまとめ」(2024年・2025年更新)
https://itaku.retro.jp/blog/chanel-price-increase

※11 OKURA(おお蔵)「マトラッセ素材別相場」
https://www.wb-ookura.com/column/31619/

※本記事はclebag.comが運営するオウンドメディアです。記事内で紹介する買取サービスは当社が提供するものを含みます。
※当メディアでは、公的統計・業界団体データ・大手調査機関のレポートを優先的に引用し、特定の買取業者に偏らない情報提供を心がけています。
※買取価格は市場動向・商品の状態・付属品の有無等により変動します。記事内の相場データは公開時点の参考値です。最新の査定額は無料査定をご利用ください。

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